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OS. Excelワークブックマクロを作成するには

Microsoft Office Excelでマクロを作成したことがない場合は、この手順を使用して開発者ツールにアクセスし、VBAモジュールを設定します。

Microsoft OfficeアプリケーションでのVBAの使用の詳細については、https://docs.microsoft.com/en-us/office/vba/library-reference/concepts/getting-started-with-vba-in-officeを参照してください。

  1. Microsoft Office Excelで空のスプレッドシートを開きます。
  2. 「開発」リボンタブをオンにします。
    1. 「ファイル」リボンタブから「オプション」を選択します。 「Excelのオプション」ダイアログが開きます。
    2. ダイアログで「リボンのユーザー設定」タブを選択します。
    3. 「メインタブ」のリストで「開発」オプションをオンにします。
    4. 「OK」をクリックします。

    詳細については、https://support.office.com/en-us/article/show-the-developer-tab-e1192344-5e56-4d45-931b-e5fd9bea2d45を参照してください。

  3. Excelの「開発」リボンタブで、「コード」グループの「Visual Basic」ツールを選択します。 「Microsoft Visual Basic for Applications」ウィンドウが開きます。この開発環境で、OpenSTAADを介してExcelでSTAAD.Proを操作するVBAコードを記述します。
  4. 「挿入」 > 「標準モジュール」の順に選択します。 新しいフォルダ(名前は「標準モジュール」)と空のモジュールがVBAプロジェクトに追加されます。
  5. コードを含めるサブルーチンを作成します。
    1. 「Module1(コード)」ウィンドウで「Sub OS_Tutorial()」と入力します。
    2. <Enter>キーを押します。 End Subコードがコーディングツールで自動的に追加されます。
  6. <Tab>キーを押してコードをインデントします。
    ヒント: コードを適切に機能させるために必須ではありませんが、コードをインデントして整列すると、ユーザーが読みやすくなります。サブルーチン内でコードをインデントし、If文やサブルーチンの他の子の中でさらにインデントすることをお勧めします。
  7. Sheet1.[A1].Value = "Hello World"」と入力します。

    これにより、テキスト文字列がワークシートSheet1のセルA1の値として割り当てられます。これはExcel VBAの省略した表現であり、代わりに「Sheet1.cells(1, 1).Value」を使用することもできます。Excel VBAの詳細については、次を参照してください。https://docs.microsoft.com/en-us/office/vba/api/excel.worksheet.cells

    https://docs.microsoft.com/en-us/office/vba/excel/concepts/cells-and-ranges/reference-cells-and-ranges

  8. マクロを実行します。

    「実行」 > 「Sub/ユーザーフォームの実行」の順に選択する

    または

    「Sub/ユーザーフォームの実行」ツールを選択する

    または

    <F5>キーを押す

    スプレッドシート(Excelプログラムウィンドウ内)のセルA1に"Hello World"と表示されます。
  9. スプレッドシートファイルを保存します。
    注記: 記述したVBAマクロを維持するには、このExcelスプレッドシートを"Excelマクロ有効ブック(*.xslm)"の形式で保存する必要があります。

コンピュータで"Hello World!"を返すプログラムは最初の例として典型的なものですが、あまり実用的なツールではありません。ただし、これにより、より有用なOpenSTAADプロジェクトを次の例で作成するためのファイルが準備できました。